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※ 視聴回数は1日1回更新されます。私たちの生活に欠かせない水。しかし世界には、インフラの問題や気候変動などで、安定した水の供給が得られていない地域もある。日本でも、地震や台風などの災害時は生活用水の確保が課題になる。
そこでオランダの企業が開発したのが、様々なシチュエーションに対応できる給水タンク「Raintap」だ。
雨水と水道水の両方が使える
「Raintap」の1つ目の特徴は、雨水を貯められること。
家屋の雨どいを切って「Raintap」とパイプでつなぐと、屋根に降った雨水がタンクに貯まるようになる。足元のペダルを踏めば、上の蛇口からシンクに水が注がれる仕組みだ。
これだけだと蛇口・シンク付きの雨水専用タンクだが、「Raintap」はさらに水道水も使えるのがポイント。タンクを既存の水道のパイプとつなぎ、オプションの「Freshwatertap」を取りつけるだけでOK。
これによって、たとえば靴や園芸道具の泥汚れを洗いたいときは雨水、手や食べ物を洗いたいときは水道水といった使い分けができ、雨水を活用した効率的な節水が可能になる。
また、タンクの側面に取りつけられる小さな蛇口は、ガーデニング用のジョウロに水を入れたいときや、ソーカーホースを使いたいときに便利だ。
屋外イベントの手洗いステーションにも最適
「Raintap」はポータブル仕様。雨どいや水道とつながなくても、水を貯めて設置するだけでスタンドアロン型の給水設備としても使える。屋外イベントなどでの手洗いステーションにも最適だ。
「Raintap」はグレー・グリーン・オレンジの3色展開。「機能的で地球に優しい製品」というコンセプトのもと、タンクの素材には再生プラスチックが用いられている。公式ウェブサイトにて379ユーロ(約50,000円)で販売中だ。
※2021年6月時点で配送先はヨーロッパ19カ国のみ
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水の大切さを実感しながら上手く節水できそう!
Raintap
Studio Floris Schoonderbeek