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※ 視聴回数は1日1回更新されます。MR(複合現実)を格安で楽しめるホログラスが登場した。
VRでもARでもないMR(複合現実)とは、バーチャル世界と現実世界を重ねあわせた世界のことだ。
大阪にあるホログラム株式会社が製作した「だんグラ」を使えば、誰でも手軽に迫力のある3Dコンテンツが楽しめる。所持しているスマートフォンをダンボールにセットしアプリを起動すれば、それだけでMRを楽しむことが可能だ。
現在Makuakeでクラウドファウンディング中、3,500円で手に入れることが可能だ。
安価な「だんグラ」の秘密はダンボールだけじゃない
「だんグラ」はダンボールでできた筐体に、ミラー、WWMRレンズ、ハーフミラーで構成されたMRホログラス。
WWMRレンズは、低コストを実現するためにホログラム株式会社が独自に開発し、特許もとっている特別製のレンズだ。
ダンボールと独自開発のWWMRレンズのふたつが、格安のMRホログラムを実現している。
最新のMR技術を安価に提供するプロジェクト
「だんグラ」はいち早く低価格のMR装置を開発、安価に提供することでコンテンツプレイヤーだけでなく開発するエンジニア側もターゲットにしている。
ホログラム株式会社は。VR・AR・MRなどのプログラミング学習が可能になるAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)を提供し、それらをオープンソース化することを目指している。
2019年には2つのソフトウェアをリリース予定
ホログラム株式会社は2019年3月に公園などで大迫力の恐竜が楽しめる「ダイナソーワールド」をリリースする予定。
そして、2019年の夏頃には地球に侵略するエーリアンと戦うことができるシューティングゲーム「ロボットウォーズ」をリリースする予定だ。
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高価な機材がなくても、身近なものを工夫して使えば楽しいことが多く存在する未来になりそうだ。