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※ 視聴回数は1日1回更新されます。トップ気味の出球をなくす、G1スウィングの“カバーリング”とは!?【板橋繁「世界標準のスウィング理論 G1スウィング」/ゴルフレッスンプラスvol.13】
G1スウィングで驚愕の飛距離アップ! アマチュア診断⑥
アマチュア:渡井和昭さん
悩み/当たりが薄い
○板橋繁プロのスウィング診断とレッスン
当たりが薄く、トップ気味にボールをコンタクトしてしまうことが多いという渡井和昭さん。
その理由が「スウィングの最下点がボールの手前にあるためだ」と板橋プロはすぐに指摘。
手元を止めて手を返す日本式スウィングは最下点が後ろになりやすく、ヘッドが下から上へのベクトルでボールにコンタクトするためトップしやすいと言う。
また、同じ理屈でダフリも起きやすい。ボールの先(目標方向)に最下点が来るように手を返さずに上から下に身体を動かすことを教えると打つごとに当たりが厚くなり、飛距離もアップした。
●クラブが身体に巻きついたまま上から下に振る意識
手を返したりキャスティングすることでボールを打とうとすると、スウィングの最下点が手前になりやすく、ボールをフェースで押していくような厚い当たりができません。
世界標準のノーリストターンスウィングではクラブを身体に巻きつけるようにバックスウィングし、トップでできた形を保ったまま手を返さずに身体の動きだけでダウンスウィングしますが、ポイントは胸を斜め下(地面)に向けるように身体を回転させることです。
これを「カバーリング」と呼びますが、そうすることで力のベクトルが「上から下」になり、最下点がボールの先になって当たりが厚くなります。
フェースの向きを変えずにボールを強く押し出すので、飛んで曲がらないボールが打てるのです。