32歳となった菅野智之を斉藤和巳が分析「30代になってからのピッチングスタイルの変化」の難しさとは!?【巨人/読売ジャイアンツ】

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※11月4日の収録です
菅野智之は2020年は14勝2敗、防御率1.97という文句ない数字を残したが、2021年は6勝7敗、防御率3.19と成績をガクンと落とした。
その理由の一つには腰が悪いという報道の通り、その影響が最も大きいだろう。
次に昨年オフにポスティングでメジャーリーグを目指したが行けなかったというメンタル的な要因もありそう。
逆に手から動かすピッチングフォームに変えたことは特に影響はないと斉藤和巳さんは分析する。
今年の巨人にとって最も大きな戦力ダウンは「菅野智之の不調」と言える。
どうしたって勝ちを計算してしまう存在のピッチャーが勝てないのだから。
10月に32歳となった菅野智之だが、どうしても30歳を越えたあたりから徐々に身体能力は下がってくる。
20代の頃と同じようなピッチングスタイルを続けることは出来なくなるので、おのずと自分自身を変化させることが必要になってくる。
もちろん斉藤和巳さんも30歳を過ぎたころからピッチングスタイルに変化を加えたというが、力投型だったため大きな変化を必要としたとのこと。
一方、菅野智之はあまりピッチングスタイルの変化に苦労しないタイプと分析する。
もともとストレートでガンガン三振を取るタイプの投手ではない。
多彩な変化球を武器に投げるタイプなので、昔の自分を追いかけ過ぎなければピッチングスタイルの変化が大きなダメージにはならない。