氷川きよし、芸能生活への本音ぶっちゃける お茶目な反応に会場から笑いも

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歌手の氷川きよしが10日、都内で行われた『USEN MUSIC AWARD 2021』記者発表会に出席。楽曲「南風」で『2021 年間 USEN HIT ランキング』演歌/歌謡曲部門1位となった氷川が今年1年をしみじみ振り返った。
 ランキングはUSENが運営するUSEN音楽放送(USEN440、SOUND PLANET、music AirBee!、SOUND PLANET-i)でのオンエア実績やリスナーからのリクエストを基に集計されたもの。
 真っ赤なスーツ姿で登場した氷川。芸能生活22年目について「今年が一番充実していました」と振り返り、「いろんなことに工夫しながら、作品を作った。若いときはカテゴライズされた中でしか自分を表現してはいけないんだと思っていた。演歌界のプリンスとか、その中で生きないといけないと思っていた」と本音を吐露。「でも、自分が思うこと、今叫ばなきゃいけないことを詩に表そうと思い『You are you』というアルバムを作った」と明かした。
 コロナ禍の日々を振り返り「いろいろ考える時間ができた。今まですごい忙しくて、そのルーティンで20代からやってきた。公演数が少ない分、自分と向き合えた」と説明。今年を表す漢字に「心」を選び、「自分の心に目を向けられた。私ってなんだったんだろう、何のために頑張ってきたのかとか。すごい自分を否定していたりしていたが、ようやく肯定できるようになった」と優しい笑みを浮かべた。