障がい者支援施設で職員7人が利用者15人に虐待「暴言吐き、髪の毛つかむ」「耳や唇をクリップで挟む」 和歌山市

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MBSニュース

 和歌山市の障がい者支援施設で職員7人が利用者15人を虐待していたとして、市から行政処分を受けました。
 行政処分を受けたのは、社会福祉法人「愛徳園」が運営する障がい者支援施設「ビンセント療護園」です。
 市によりますと、施設では去年7月から9月にかけて職員が利用者を車椅子から引きずり下ろしたり、失禁した利用者に暴言を吐いて髪の毛をつかんだりしたほか、耳や唇をクリップで挟んだりするなどしていたということです。
 市の調査の結果、職員7人が利用者15人に虐待を行っていたことが確認されたということです。市は施設に対し、4月から6か月間、新規利用者の受け入れを停止するよう命じる行政処分を行いました。
 施設側は職員7人のうち2人を懲戒解雇にするなどしたということです。