岸田前総理襲撃事件 木村隆二被告の控訴審・初公判が8月5日に決定 和歌山市の漁港で手製の爆発物を投げ込み2人けが…1審では懲役10年の有罪判決

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MBSニュース

 岸田前総理を襲撃した男の控訴審の初公判が8月5日に開かれます。
 一審判決によりますと、木村隆二被告(26)は2023年、和歌山市の漁港に選挙の応援で訪れていた岸田前総理らに向かって手製の爆発物を投げ込み、2人にけがをさせるなどしました。
 木村被告は裁判で、爆発物を投げたのは「選挙制度への不満を主張するため」だったとして殺意を否認していましたが、和歌山地裁は「相当離れた範囲にいる人でも死傷する可能性があることを認識しながら、あえて爆発物を使用した」と殺意を認定し、懲役10年を言い渡しました。
 木村被告は控訴していましたが、大阪高裁は7月22日、控訴審の初公判を8月5日に開くことを明らかにしました。