スニーカー通勤 まずは“かたい”所から

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 世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回は「スニーカー通勤」について、スクールウィズ代表・太田英基さんの意見を聞く。
 スポーツ庁が推奨する“スニーカー通勤”。普段の生活で気軽に取り入れられる“歩くこと”に着目。1日の歩数を1000歩増やすなどして、健康増進のほか、果ては増加する医療費の削減にもつなげようとしている。ネット上ではこんな声が聞かれた。
「スーツに合うスニーカーが増えるといい」
「外反母趾(がいはんぼし)もちにはありがたい話」
「営業マンとしては“言語道断”」
――太田さんは「スニーカー通勤」、どう思われますか?
 僕は基本的に、教育とIT業界が混ざったような会社なんですけども、IT業界の人は基本的に服装が自由です。僕はたまたま今日はワイシャツを着ていますけど、普段はTシャツ、スニーカー、ジーパンとかだったりするので。
――今日はスニーカーですか?
 今日は中途半端な、スニーカーまではいかないですけど、革靴でもないような靴を履いています。
――普段はスニーカーを着用しているということですね。
 普段はスニーカーですね。
――歩くことは意識されているんですか。
 単純に、その時々によりますかね。誰に会うかで変えているんですけども、大事なのは選択肢がある、自由な部分があるというところ。
 結局、みんな本当は自由な服装をしたいと思うんですよ。革靴を履きたい人もいればスニーカーを履きたい人もいて。でも結局、会う人(による)。
 なので、スポーツ庁のみなさん、官僚のみなさん、地方公務員のみなさん、あとは銀行や金融機関の人たちが一番かたいイメージを持たれているので、まずはその人たちからスニーカーに変えていただけると、営業マンとかもみんな自由に服装を変えていけるんじゃないかなと思います。