社会にインパクトを与える研究者や社会起業家、NPO代表らを紹介する「the SOCIAL guest」。今回は、神奈川県庁職員・脇雅昭氏。脇さんは現在、総務省から神奈川県庁に出向。“公に携わるってカッコいい”社会を目指し、地方公務員と中央の官僚をつなぐ“よんなな会”を主宰している。
■“1パーセント”で世の中が良くなる
――“よんなな会”とは、具体的にどんな活動をするのでしょうか?
“47都道府県”という意味なんですけども、全国の地方公務員と国家公務員の人たちが一堂に集まる場というのをつくっています。
――会合などを開いて何か議論するというような。
そうですね。皆さんで集まってそれぞれ思っていること、志をぶつけ合う場です。公務員は皆さんからの税金を預かって、この国を良くしていくという仕事なんですけども、この場を設けることで公務員の志や能力が1パーセント上がったら、世の中がむちゃくちゃ良くなるんじゃないかなと思ってやっています。
――お休みの日はあるんですか。
土日を使って“よんなな会”を開いています。