視覚障害者が線路転落…自分に何ができる?【スクエア動画】

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日テレNEWS24

 世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「ホームから視覚障害者転落どう防ぐ?」。神奈川県庁の職員・脇雅昭氏に聞く。
 1日、大阪の富木駅で視覚障害がある男性がホームから線路に転落、快速電車にはねられ死亡した。駅にホームドアはなかった。これに対して、ネット上ではこのような声が聞かれた。
 「ホームドアの整備を急ぐべき」
 「線路から離れて点字ブロックを置くべき」
 「実際の場面だとお手伝いすべきか迷う」
――繰り返されるこうした事故ですが脇さんはどう思われますか? 
 脇氏「国も障害がある方だけの問題ではなくて、駅を利用される方、全員の安全をどう守っていくかというところで、ハードの整備、ホームドアの整備とかソフトの部分の整備というものを進めていっているところではあるんですね。
 大事なことは『自分にできることは何か?』ということを考えることだと思います。今まさに、ホームドアの整備を進めるとか、点字ブロックを置くなど、進めていっていますが、やっぱり目の前で起きたときに『自分に何ができるのか?』というのを日頃から考えておくことが大事なことなんじゃないかなと思います」
――「自分にできることは何か?」というのは、点字ブロックの上に立たないようにするとか、物を置かないようにするということも心がけておくべき大切なことですよね。