「副業でなく複業」石川氏が語る違いとは?

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日テレNEWS24

 “複業”などの働き方を支援する石川貴志氏。石川氏は、大手出版流通企業に勤める傍ら「働き方や組織の未来」をテーマにした団体を立ち上げ、個人のチャレンジを応援、“複業”などの多様な働き方の実現を目指し、創業サポーターとしても活躍している。石川氏の掲げる“複業”とはどんな意味があるのだろうか。
――11日もソフトバンクが副業を認めると発表していますが、石川さんの“複業”とは漢字が違いますよね?
 政府も“副”のほうを使っていますが、私のほうはパラレルのほう、複数の“複”のほうを使っています。
 大きくは、やはり今までどこに所属していたかという組織がベースで、会話がすすんでいたかと思うんですが――どこに所属していたのか、それともサブの所属はどこなのか――それから構造的には組織から個人に移ってきて、個人としてはどのような働き方をするのかをパラレルに見られるようになったから、この言葉が出てきたのかと思います。