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※ 視聴回数は1日1回更新されます。レーザー彫刻と聞くと、手元にある素材にうまく彫れるのか不安になる場面も多いのではないだろうか。今回は、独自のシステムで精細な加工を高速でできるレーザー彫刻機「TINTEK T9」をご紹介する。
さまざまな素材に彫刻を
「TINTEK T9」は12W出力のレーザー彫刻機。木材や革はもちろん、ステンレスやアルミ、プラスチック、果物、石材に加工ができるという。
彫刻の精度には、0.05mm、0.067mm、0.1mmの3パターン用意されているほか、彫刻だけでなく素材によってはカットも可能。
レーザーの制御には、独自に開発されたEasyEngraveシステムを採用。速度とレーザー強度をリアルタイムで制御することによって、刻印のエッジの焦げ付きを抑え、鮮明な彫刻や正確なカットを短時間で行えるという。3Dプリンタなどで頻繁に利用されているソフトウェアと比べ、彫刻時間が50%も高速化されているようだ。
オンラインでもオフラインでも
WindowsやiOS、Androidに対応。USBやBluetoothで機器を繋いで操作可能だ。彫刻やカットのデザインファイルも、JPEG、BMP、GIF、PLTなどが利用できる。
搭載されている2.8インチのタッチスクリーンを操作して、オフラインでも利用可能。メモリ機能もあり、デザインや設定のデータを保持して、次回電源を入れた時に同じ内容で刻印やカットを続けられる。
安定感のあるボディ
ボディやレールは金属製なので安定感がある。可動部分には工業用チェーンと耐高温性のケーブルも使われており、耐久性と安全性も高いようだ。
本体のサイズは44 x 40 x 25cmで、彫刻エリアは最大21×30cm。加工を施すポジショニングは2パターンから選択でき、赤外線で位置を示すことも、フレームを設定してポジショニングすることも可能だ。水筒のような円筒形の物の表面に彫刻できる円筒ローラーも別途用意されていて、彫刻を施せるアイテムの幅が広いのも嬉しい。
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多様な素材に素早く彫刻できれば、クラフト作品の質がアップするかも!