子どもの成長を予測? 保育士をサポートするクマ型ロボット「VEVO」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

多忙な保育士の業務をサポートするために作られた、スマートなクマ型ロボット「VEVO」。将来的に子どもの成長スピードを予測することで、子どもにとって最適な環境を整えるなど、未来の保育システムの実現を目指しています。
登降園の管理やお昼寝チェック
「VEVO」はすでに複数の保育園で稼働中で、ICチップで園児の登降園を管理したり、センサーでお昼寝中の子どもを見守ったりと、保育士の業務をサポートしています。
保育士向けの業務改善システム「CCS+Pro」と連携しており、VEVOを通じて「れんらくちょう」を作成し、子どもの両親と共有するなど、実務のお助けも行えるとのこと。
VEVOが目指す保育システム
今後、VEVOを開発しているglobal bridge HOLDINGS社は、現状の機能に加えて、日々蓄積していくデータを学習することで、子どもの成長スピードを予測できるようなシステムの実現を目指しています。
実現すれば、子どもが熱を出していることにいち早く気付いて、両親に連絡を入れてくれたり、子どもの成長速度に合わせて、最適な保育メニューを考えられるように。
なお、日本における乳児の死亡原因の第3位は「SIDS(乳幼児突然死症候群)」ですが、原因は分かっていないそうです。VEVOによるデータの蓄積と学習が進めば、SIDSの原因を特定や、予防策の発見につながる可能性も秘めています。
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たくさんの園児を見守りながら、保育計画や今日の献立を考えるなど多忙な保育士の業務。 VEVOがもっと進化すれば、保育の未来が変わるかも?
VEVO
global bridge HOLDINGS