昭和30年代と2030年に同時タイムスリップ!「Open Smart UR」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

時代は令和。平成の時代も今や昔、昭和の暮らしはどんなだったかイメージできますか?今やめまぐるしいスピードで、数年前には想像し得なかったプロダクトがうまれています。
私たちの暮らしはどう変わってきて、どう変わっていくんだろう。
昭和ロマン香るなつかしい住まいと、ちょっと先の未来の住まいをくらべて体感できる「Open Smart UR」にいってきました。
くらべて感じる、変化する住まいのあり方
Open Smart URは、UR都市機構が東洋大学情報連携学部(INIAD)と技術協力し、IoTやAIを活用したスタートアップモデルルーム。
このモデルルームがあるのは、赤羽台団地のスターハウス住棟。今から少し先の未来、2030年に活用されるであろう家電やプロダクトを一部具現化しています。
一方で、隣の部屋には団地建設当初の昭和30年代後半の暮らしを再現し、住まいの移り変わりを体感できるようになっています。
モデルルームの様子。白黒テレビがクラウド連携したモニターに変化
IoTやAIを駆使した、総合的な生活サービスの提供
Open Smart URでは、家を物理的な建物としてでなく、サービスとしてとらえるHaaS(Housing as a Service)の発想から近未来の暮らしを提案しています。
未来の生活は、沢山のサービスとつながっていく。ITサービスを使う箱として、新しい暮らしを提供していくそうです。
今回のIoTモデルルームには、ホームモニターが42個設置されており、温度管理はもちろんCo2数値の測定やサーモセンサーまでついています。
このホームモニターは、ひとの温度から体調の変化を読み取ってくれたり、外気との温度差を自動で調整してくれたりします。今後、様々なプロダクトと連携してより快適な住まいの提供を目指しているそうです。
他にも、洗面所の上部にはリアルタイムの交通情報が流れる情報管理端末が設置されていました。部屋の中心にあるモニターと冷蔵庫が連携し在庫管理し買い忘れを防いでくれるプロダクトも予想されていました。
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こちらのスタートアップモデルルーム、現時点では一部事業者のみに公開されていますが、10月中旬を目処に一般公開の予定です。
古きよき時代にあったもの、今生きている現代にあるもの、少し先の未来に実現しているであろうものが混ざり合う、不思議な空間でした。
下町情緒溢れる赤羽観光のついでに、これからの生活を考えるきっかけとして訪れてみてはいかがでしょうか?