押し入れの思い出が復活? ワイヤレスでつながるカセットプレーヤー「IT’S OK」登場!

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

CDやMD以前に広く使われていた記録メディア「カセットテープ」。もはや市場からは姿を消してしまいましたが、懐かしの音楽を録音したカセットテープをとっている人も多いのではないでしょうか?
Kickstarterに登場したカセットプレーヤー「IT’S OK」なら、Bluetooth 5.0対応。押し入れの思い出がワイヤレスでよみがえるのです。588香港ドル(約8,000円)からのプランから本体をゲットできちゃいます。発送時期は2019年12月ごろとなっています。
マイ・ベストをワイヤレスで
IT’S OKは、ワイヤレスのイヤホン・ヘッドホン・スピーカーなどに接続してカセットテープを再生可能。混雑した場所でも途切れにくいBluetooth 5.0に対応しています。
マイクを搭載しているので、再生はもちろん録音も可能。音楽を録音するには向いてないかもしれませんが、ボイスメッセージをテープに込めるのも、今の時代では粋な行為になっちゃうかも。
手軽にワイヤレス再生できるだけでなく、3.5mmジャック搭載で有線接続にも対応。操作は大きなボタンをカチッと押すレトロなスタイルで、カセットテープ世代の人にもなじみのあるデザインに仕上がっています。
なお、IT’S OKを開発したNINM Labは、ワールドワイドなメンバーで構成されたスタートアップとのこと。過去には既存のフィルムカメラをインスタントカメラに変えるデバイス「Instant Magny 35」が話題となりました。
レトロリバイバルな製品を手がけるNINM Lab、2019年後半にも「予想外のコラボレーション」を予定していると予告しています。
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今や音楽はストリーミングやダウンロードが主流になり、便利に好きな音楽が聴けるようになりました。一方でカセットテープは、磁気テープの音楽を記録するため、録音した曲しか聴けないし、ディスプレイに曲名が出てくることもありません。
そんなカセットテープだからこそ生まれる、渾身の「マイ・ベスト・テープ」。ドライブ用の1本など、録音した人の想いが見えるのも楽しめるし、安易に早送りせず一曲ずつをていねいに聴けるのではないでしょうか。
IT’S OK
NINM Lab