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※ 視聴回数は1日1回更新されます。挑戦的な楽器を制作するメーカーGamechanger Audioより、モーターの回転で音色を生み出す機構(もはや何を言ってるかわからない)を搭載した、ユニークすぎるシンセ「Motor Synth」が登場しました。
モーターが生み出す新たなサウンド
8つのモーターを搭載したシンセサイザー「Motor Synth」。モーター部分はガラス張りで、回転する様子が直接見えるようになっています。飾りというわけではなく、このモーターの回転が、シンセサイザーの音色を生み出します。
開発者のIljaさんは、この仕組みを電動ドライバーとギターを使って説明しています。電動ドライバーのようなモーターは、物理的な回転音が発生します。同時に磁場による振動も起こしています。
回転させた電動ドライバーをギターの弦に近づけると、振動で弦の音色が鳴ります。これは「電磁誘導」の作用によるものだそうです。Motor Synthは簡単に言うとドライバーとギターと同じ仕組み。
モーターを電動制御することで、オシレーターとして作用させ、音を発生させることから、IljaさんはMotor Synthを「電気機械式アナログシンセサイザー」と呼んでいます。
どんな音色なのかは、演奏している動画を見てみてください。
プラズマを使った楽器も
制作元であるGamechanger Audioは、これまでにもユニークなエフェクター「PLASMA Pedal」を開発しています。
プラズマを発生させて音を歪ませる機構(もはや何を言ってるかわからない)を搭載し、見た目も音色も唯一無二なエフェクターとして注目を集めました。
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モーターで奏でるデジタルサウンド、使いこなせば誰も真似できない音楽を生み出せるかも?
Motor Synth
Gamechanger Audio