「推しの声入りチェキ」を、アイドルのライブで売ってみた

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

富士フイルムが、インスタントカメラ”チェキ”の新作として「instax mini LiPlay」を発売した。
「instax mini LiPlay」は、カメラの液晶ディスプレイを見ながら撮影→画像選択→本体からプリントアウトができる「ハイブリッドインスタントカメラ」モデル。
カードサイズのフィルムに対応。
なんといっても大きな特徴は、音声録音機能も搭載している点だ
音声の録音は、写真の撮影時でも、撮影後に録音することもできる。録音した音声は、Web上でQRコードと紐付け、写真と重ね合わせてプリントできる仕組み。QRコードをスマートフォンで読み取るとリンクが表示され、そのリンクをタップすると、撮影した写真と共に、録音した音声が再生される。
今回bouncyでは、チェキがかなりの頻度で使われるアイドルライブの現場で、音ありチェキを使って見ることに。声も入ったチェキにファンは大興奮するのではないかと仮説を立て、実際に検証してみた。
2ショットチェキには使えない!
協力してくれたのは、5人組アイドルグループ「Lily of the valley」、1回2000円でできる2ショットのチェキ会ではいつも長蛇の列ができる。
本来であれば、この2ショットチェキ会で音つきのチェキを使えば、大好きなアイドルの声が入ってチェキの価値が爆上がり!
のはずだったのだが……プロデューサーに聞いたところ、2ショットチェキ会での使用は難しいとのこと。
理由は音付きチェキの撮影にかかる時間だ。機能が多いので、ピントを合わせ、音を収録し、印刷ボタンを押すという作業に時間がかかる。
多くの人数を撮影するチェキ会において、時間がかかるのは致命的。今までのように「撮ったらチェキが出てくる」というスピード感が必要で、2ショットチェキ会では使えないという。
ということで方針転換!
撮影済みの音付きのチェキを売って見る
事前に撮影したメンバーのソロショット写真に、別録りしたボイスメッセージをつけてプリントアウト。今回は、通常の2ショットチェキとは異なり、1枚3000円で販売することに。
今回は、同じボイスのチェキは用意せず、世界にたった1枚の音ありチェキを用意した。
販売を始めると、一瞬で長蛇の列が! 試験的な販売だったため、各メンバー1~2枚のみの在庫だったが、ほんの数十秒で即完売。やはり、推しメンのボイス入りチェキは、ファンにとってかなり嬉しいようだ。
音ありチェキを購入したファンは、その場ですぐにQRコードを読み取り、チェキから流れる推しメンのボイスを堪能。今回購入できなかったファンから、「早くまた再販してほしい」と、嬉しい声も聞こえてきた。
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音ありチェキなら、世界に1枚しかない、推しメンのボイス入りチェキを作れる!
使い方は、各アイドル運営次第で無限に広がりそう。
ちなみにプロデューサーに聞いたところ
「声が入るのもめちゃくちゃ嬉しいですが、充電で、ポータブル充電器を使えば電池を気にせず撮影できるのもいい。今までは電池交換だったのでしょっちゅう電池交換してました」
とのこと。
チェキの魅力がまた広がった。
instax mini LiPlay
富士フイルム