赤ちゃんの頭 「大泉門」とは

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トモニテ

生まれたばかりの赤ちゃんの頭蓋骨は4つのパーツに分かれています。
頭蓋骨のパーツの隙間を大泉門といい、赤ちゃんの健康のバロメーターとも言えます。
そんな「大泉門」ついて助産師の難波先生に教えてもらいました。
■大泉門とは
頭蓋骨は4つのパーツに分かれており、このパーツの隙間が大泉門。
頭蓋骨に隙間があることによって、赤ちゃんは分娩の時に頭を小さくして産道を通って来ることができます。
■大泉門の状態
大泉門は通常は平らの状態。しかし稀に脳圧が亢進すると膨隆して来ることがあります(髄膜炎など)。
また脱水になるとへこんで見えたりします。
強く押すことは避け、指の腹でそっとなで、通常の状態を知っておくと良いです。
■大泉門付近の触り方
お風呂で髪を指の腹で優しく洗う、優しくくしをかける程度なら問題はありません。
大泉門を強く押すなどは避けましょう。
監修者:難波直子(助産師)