平安時代の人々と蛍の光の関係とは!?【出典書籍:眠れなくなるほど面白い 図解 源氏物語】

視聴回数372,429

※ 視聴回数は1日1回更新されます。

ラブすぽ

蛍と日本人のかかわりは古く、
蛍が登場する最も古い文献は、
720年に成立した『日本書記』に文字が見えるが、
さらに身近な存在になるのは
平安時代のころからだとされている。
 平安時代中期に成立した『うつほ物語』
には帝が蛍の光で尚ないしのかみ侍を
見たエピソードもある。
玉鬘がやがて尚侍になることから
関連性がうかがえるが、
平安時代には似た話や歌を典拠として
新しいものをつくるのが創作の基本的な方法だった。