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※ 視聴回数は1日1回更新されます。2021年のルーキーイヤーに10勝をあげた伊藤将司の凄さを教えてもらおう。
まず「右バッターを抑える術」を持っているという。
とにかく、インサイドを強く意識させるストレートとカットボールのコントロールが素晴らしい。
なので、どうしても右バッターはインサイドを意識して対戦することになる。
この状態でアウトコースに投げられたら、まずヒットにすることは難しい。
また、まるでベテラン選手のような技、クレバーさも持っている。
例えば、ランナーがいなくても急にクイックで投げてタイミングをズラしたりする。
スピードガン以上にキレのあるストレートも魅力だが、ここに2022年へ向けての一抹の不安がある。
プロのバッター達は、この伊藤将司のキレのあるボールに昨年の対戦で慣れた部分がある。
もし、今年のボールが昨年より少しでもキレが落ちるようなら一気に打たれてしまう可能性が高い。
配球的なことも研究された部分もある。
なので、2021年にボールのキレを増すか、もしくは新しい引き出しを作っていかないといけない。
これが俗に言う「2年目の壁」ということかもしれないが、阪神の時期エース候補・伊藤将司ならこの壁も越えてくれるはずだ!!