藤岡弘、感激!愛、真威人、天音、舞衣4人から手紙サプライズ

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俳優の藤岡弘、(75)、長女の天翔愛(20)、長男の藤岡真威人(18)、次女の天翔天音(16)、三女の藤岡舞衣(14)が17日、都内で行われた映画『ドリームプラン』(23日公開)イベントに登壇。5人そろってのイベント登壇は初となったが、19日に迎える誕生日を前に、子どもたちからの愛あるメッセージが寄せられ、弘、が感激の様子で語った。
父からの教えについて、愛が上杉鷹山の「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」という言葉を挙げ「強い意志をもって行動を起こせば、何事も成就する。私なんかと思って進めないことがたくさんありますが、それよりもやりたい気持ち、強い意志をもってやればかなうんだよと。決めつけるんじゃなくて、行動を起こすことが大事だと学びました」と力説。
真威人は「この映画でも『いつ何時たりとも謙虚さと感謝を忘れるな』という言葉が出てくるのですが、父がそういう姿勢を行動で見せてくれているので、だからこそ、自分たちも自然と学んでいくことができました。年齢を重ねて、どういう時でも謙虚さと感謝を忘れないようにしたいと思っています」とかみしめるように語った。
天音が「何事も苦手なことや嫌なことがあっても、自分の限界を決めつけないで、自分を信じて挑戦してみなさいということを教えてもらいました」と明かすと、舞衣も「父にはいつも何事も努力しなさい、全力を尽くしなさいと。その時に実らなくても必ず力になるからと言ってくれます」と満面の笑みを浮かべた。
愛する子どもたちからの言葉に、弘、は「恥ずかしいですね。失敗だらけの人生で。裏切られ、騙され…そういう経験があったから、子どもにだけはどうか、そういう思いになってほしくないと。それを子どもたちが受け止めてくれているんだなと思って」としみじみ。「人生はサバイバルだから、自立してほしいということで、強くなってしまうことがあるんだけど、僕の失敗が多いゆえにっていうことなので、許してもらいたいね」と照れ笑いを浮かべた。
作品の内容と絡めて「お子さんたちの『ここが世界一だ』と自慢できるところは?」と向けられると「心の素直さというかな…本当に素直でね、こんな素直な状況はうれしいことなんだけど、果たしてこれから過酷な人生に向かっていく中で大丈夫かなと。本当にやさしさがあって、心配になるくらいのやさしさですね」と絶賛。「こんなに素直でいいのかなと不安もあるんだけど、親としてうれしいことでもあるんですよね。いい方向でどんどんふくらんでいってくれたらうれしいな」と呼びかけた。
最後には、誕生日を前にして、子どもたちたちからサプライズでメッセージが寄せられ「なんかすごくうれしいですね。こんなサプライズがあるとは思わなかった。僕は逆に子どもたちから生きがいというか、やりがいというか、子どもにエネルギーをもらっているんですよ。自分は生かされているんだなと。それが感謝ですね。子どもによって、どんなつらいことも苦しいことも乗り越える力をいただいた。この子どもたちが安心できるまでは生き抜かなきゃと。それが自分の中での唯一の頑張って立ち向かう力となったのでね」と感激していた。
世界最強のテニスプレーヤー、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹の破天荒な実父リチャードの驚きの実話を映画化。テニス未経験のリチャードが、2人の娘が生まれる前から独学で作った唯一無二の「計画書=ドリームプラン」と、その計画を信じ続けた父、娘、家族の物語となっている。リチャードを熱演したウィル・スミスは、「第94回アカデミー賞」主演男優賞にノミネートされ、初のオスカー受賞に期待が高まっている。