遠藤憲一、還暦前にOL役で苦笑い ハイヒール久々履くも「歩き方忘れちゃった」

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オリコン

俳優の遠藤憲一(59)が21日、映画『地獄の花園』(5月21日公開)完成報告謝罪イベントに登場。劇中で演じるOL姿で現れると、女性を演じたエピソードに会場は笑いに包まれた。
 同作は、お笑い芸人・バカリズムのオリジナル脚本作品で、主演・永野芽郁演じる主人公・直子は、ごくごく普通のOL生活を送っており、華やかにも見える職場だが、裏では“拳”で派閥争いがされている地獄の花園だった…OLが抗争を繰り広げるストーリー。
 直子と同じ会社に勤めるカリスマヤンキーOL役を広瀬アリス、OLたちを牛耳る“悪魔の朱里”役を菜々緒が演じるほか、川栄李奈、森三中の大島美幸、松尾諭、丸山智己、勝村政信、遠藤、小池栄子ら男性キャストも含めて全員OL役で出演。遠藤は、一部上場企業(株)トムスンの総務部のOL“魔王・赤城”こと赤城涼子役を担当する。
 遠藤のOL姿に菜々緒は「遠藤さんは女装をしているわけではなく、女ですので。みなさん、ご理解いただけたらと思います。女性です、遠藤さんは」と説明すると、遠藤は渋い声で「もろ、女性です!」と満面の笑み。続けて遠藤はきょうの衣装について「久々にハイヒールを履いたので、歩き方を忘れちゃった」とお茶目な姿を見せた。
 出演が決まった際、遠藤は「『バカリズムさん脚本の映画の話がきたよ。女性の役だって』とマネージャーから言われ、女装だろ?と思ったら本当に女性の役だった。台本を読んだら、自分の役の性別がどうあれ関係なくのけぞって笑った。いやー笑った笑った。そして俺の役はとても魅力的な女性の役でした。というか、撮って感じたけど、全員どうにもたまらなく魅力的です」とコメントしていた。
 改めてOLを演じたことについて聞かれると「俺、今年還暦なんですね、60歳のイメージがこういった感じじゃなかったので、(人生)想像通りにいかないもんだなと思いました」と苦笑いしながらも、「うれしかったです。いくつになっても、突拍子もない役をいただけるというのは、これからも歳関係なく『嘘だろ!?』という役をいっぱいほしいなと思います」とOL役のオファーに感謝していた。