堺雅人、福澤監督からスピーチのバトン受ける「半沢直樹 次長お願いします」

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優秀なデジタルコンテンツなどの制作者を表彰する『第26回AMDアワード』(主催:一般社団法人デジタルメディア協会)の授賞式が21日、都内で行われ、TBS日曜劇場『半沢直樹』が「AMD理事長賞」を受賞した。
同ドラマは、時代劇的な勧善懲悪の爽快感あふれるストーリーを軸に、堺や香川照之ら、役者陣の“顔芸”、ぶっとんだ名セリフの数々など、物語の脚本、構成、演出における数々の仕掛けが大当たり。前作の人気もあって、もともと期待が寄せられていたものの、コロナ禍での自粛生活で高まったエンタテインメント・ニーズに見事に応えるとともに、ツイッターなどSNSを大いににぎわせた一大ムーブメントとなっていった。
その話題性の高さは、ドラマシーンだけでなく、社会全体を盛り上げたといっても過言ではなく、視聴率は全話平均で20%を超えたほか、最終回は令和初の30%の大台となる32.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。同アワードも「この時代だからこその強い共感を多くの方から得た製作者と出演者の強靭な熱意を讃えたい」と評価している。
授賞式に登壇した主演・堺雅人は「現場の役者として一番楽しいのは、みんなでワイワイしながら、密接しながら物を作ること。やりづらい時代になったな、つまらないな~、早くみんなで近い距離で演技ができればいいなと、ここに来るまでは思っていました」と胸の内を赤裸々に告白。
それでも「この会場に伺って、いろいろな話を聞くと、やれることはまだまだあるし、歩みが遅くなっただけで一歩一歩の力強さ、人に会いたい気持ち、表現したい気持ちはいくらでも持ってるし、いくらでも可能性はあるんだなと勉強しました」と前を向くと「この賞をいいきっかけにしてこれからも精進していきます」と言葉に力を込めていた。