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※ 視聴回数は1日1回更新されます。俳優の佐藤健、女優の清原果耶、瀬々敬久監督が7日、都内で行われた映画『護られなかった者たちへ』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。
本作は、震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件を追うミステリー。容疑者として捜査線上に上がってきたのは、別の事件の刑期を終え、出所してきたばかりの男・利根(佐藤)。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた。なぜ、このような無残な殺し方をしたのか。利根の過去に何があったのか。やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく。
緊急事態宣言が明けて、満員の観客を前に佐藤は「みなさまの映画を見た感想の声が届いています。みなさまの支えがあるからこそ舞台あいさつができるので、ありがとうございます!」と応援してくれるファンに感謝の思いを届けた。
そして、最後のあいさつでは「日々生きていて、自分ひとりで抱えきれないほどの感情だったり、モヤモヤだったりとか。本当は声を大にして何かに叫びたかったり、伝えたかったりするんだけど言えないこともあると思うんですよ」と語った。
続けて「個人的にですが、あまり芝居で怒鳴ったり叫んだりするのが好みじゃないというか、好んでそういうことはしないのですが、今回の作品に関しては、みなさんの思いだとかを背負ったつもりで、思い切り叫んでいます。いま苦しい世の中に生きるすべてのみなさまにこの映画をお届けしたいと思います」と本作に込めた思いを熱弁した。