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※ 視聴回数は1日1回更新されます。夏の猛暑日は暑さでとにかく汗が吹き出て、外出先での移動が辛い......。なんて思っている ビジネスマンは多いんじゃないだろうか?
外出時の暑さに解決策を見出すのはソニー株式会社。先日First Flightでクラウド ファウンディングを成功させた「REON POCKET」は、首もとを接触冷却・加熱でき るウェアラブルデバイスだ。
一般販売自体は未定だが、現在2020年の夏ごろの販売を目指しているそう。
首もとの冷却・加熱が自由自在
「REON POCKET」は、東レインターナショナルから提供されている専用インナーウェア の背中ポケットに入れられる。COOLモードの実験では、30度の環境下で5分間安静にした 場合に、REON POCKETの有りと無しでは、端末接触部分の体表面温度が36°Cから23°Cに 下がったそう。冷温両対応なので、冬には逆に加熱して体を温めることも可能。
デバイスには、ペルチェ素子を使用。通電すれば音をたてずに急速な冷却、加熱ができる。
車のシートクーラーや、ワインクーラーに採用されている素材だ。
アプリから5段階の温度調整
「REON POCKET」には専用アプリが用意され、COOL/HEAT/OFFをワンタッチで切り替 えられ、温度も5段階で調整ができる。「オートモード」にすれば装着した人の状況に合わせて、適温に調整してくれる。
バッテリーは約90分駆動する容量をもち、低温やけどなどの安全性を考慮して連続稼働時 間は30分と設計されている。家から駅まで、駅からオフィスまで歩いている間に使用する イメージで、1回15分×6回で使えば1日中快適に移動できる。
服の上からデバイスが目立つのでは?
「REON POCKET」は体に沿った設計で、専用インナーの上にYシャツを着るとほとんど目 立たない。ターゲットはスーツで働くサラリーマンを想定しており、事業化が実現した場 合、女性用の展開なども検討する可能性があるそうだ。
重量はたったの85グラムなので、持ち運ぶ負担も特になさそうだ。
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夏の外出時も、みんなが安全に涼しく過ごせる未来へ。
REON POCKET
ソニー