水瀬いのり、10時間アフレコでセリフの量に驚き 日野聡と吹替版声優を担当

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声優の水瀬いのり、日野聡が3日、都内で行われた実写映画『トムとジェリー』(19日公開)のプレミアムイベントに出席した。
 誕生80周年を迎えるアニメーションシリーズ「トムとジェリー」を実写化し、多才だけどお調子者でドジなネコのトムと、外見はかわいいがずる賢くて容赦ないネズミのジェリー。会えばケンカばかりで、常に追いかけっこを繰り広げる最強コンビ「トムジェリ」が、ついにスケールアップしてスクリーンに登場。アニメの世界からそのまま飛び出してきたトムとジェリーが実世界で大暴れ。ジェリーがニューヨークの高級ホテルに引っ越したところからふたりの追いかけっこが始まる。
 トムとジェリーのケンカに巻き込まれてしまう新人ホテルスタッフ・ケイラの声を当てた水瀬は「私自身、こういった実写の吹き替えをする機会があまり多くないということもあって。今回、ケイラが映画の中ですごくたくさんしゃべるんですけど、台本をいただいた時にそのセリフの量に驚愕して、これは録り終えることができるんだろうかと不安でした」と回顧。それでも「アフレコも一人での収録ではあったんですけど、アフレコを約10時間をさせていただいて、皆さんと一緒に収録に臨んだので、本編の仕上がりも含めてケイラと一緒に過ごせたなと。感慨深い思い出です」と語り、充実感をにじませた。
 新郎・ベン役の日野も「世界中で愛され、自分も幼少期から親しんでる『トムとジェリー』の世界観に声で参加できて光栄です」と感激しながら「収録もこういうご時世なので別々に録っていたけれども、完成した作品の出来栄えもすばらしかったです」と胸を張った。
 イベントにはそのほか、ゲスト声優を務めた女優の飯豊まりえ、お笑いコンビ・霜降り明星が参加。シンガー・ソングライターの瑛人も駆けつけ、完全書き下ろしの主題歌「ピース オブ ケーク」を披露した。