壇蜜、スーパー戦隊出演で禁じ手?"キラメイレッド"小宮璃央に謝罪

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オリコン

映画『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』(20日公開)の完成報告イベントが9日、都内で開催された。キラメイレッド/熱田充瑠役の小宮璃央、ミンジョ役の壇蜜が登壇した。
 昨夏に公開する予定だったが、新春に公開となる同作。小宮は「やっとか、という感じですね。こういうご時世で延期になったことは仕方ないこと。こうやって、見ていただけることになってうれしいです」と笑みを浮かべた。
 悪夢のマエストロと呼ばれる魔女のミンジョ役の壇蜜は「延期、延期で心配していたら、今か今かと待っているうちに1個、年を取るという事件もありました(笑)。でも、40歳になった記念のような気持ちで悪役のミンジョを演じさせていただきました」とにっこり。続けて「ミンジョ、強いんですよ。びっくりしました。こんなに強い設定でいいのかしら」と首を傾げた。
 そして「レムードンという夢を操る魔物と一緒にいて、戦うんですけど、いっつも一緒にいるので好きになりました。こんなところで社内恋愛はダメって思っていたんですけど、ふわふわしていて好きになりかけました」と艶っぽく語った。
 劇中で相対した小宮も「強いです…。夢を操るって、卑怯じゃないかなってぐらい」と驚きの表情を見せ、壇蜜は「最後の最後まで接戦なんですよ」と強敵ぶりを口にしていた。
 また、スーパー戦隊シリーズで学んだことをトーク。小宮は「(キラメイジャーショーをしている)シアターGロッソで公演をしているんですけど、声が出せない分、拍手やペンライトで応援してくれる。楽しみにしていたんだろうなというのがマスク越しの笑顔で見えてくる。夢や憧れだったりにつながってくる。それを教えられた1年だったのかな」としみじみ。
 一方の壇蜜は「3つあります。一人ひとり、制服やスーツの色は違うけど、みんなが1つの隊になって、それで1人じゃできないことに突き進んでいける団結力の大切さ。2つ目は味方にも敵にも、みんな事情があって戦う理由がある。『勝った。勝利だ』と喜ぶ前に、どうして勝てたのか、これからどうなるのかという背景を見る大切さも必要なんじゃないか」と述懐。そして「これが1番、大事。3つ目は変身、変形の最中は絶対に攻撃してはいけない。フェアプレーの大切さ。フェアプレーがなかったら視聴者は入ってこない」と語り、会場を笑わせていた。
 同作は、『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』、『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』と合わせ、3本立て映画『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』として公開される。