“アカレンジャー”誠直也、初代レッドが若手ヒーローたちに感心「みんな熱いね!」

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映画『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』(20日公開)の完成報告イベントが9日、都内で開催。ゲストとして出演する“初代レッド”『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャー/海城剛の誠直也(72)が後輩たちに金言を送った。
 同作は、『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』、『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』と合わせ、3本立て映画『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』として公開される。この日は、シリーズ45作目の記念作品である『ゼンカイジャー』にゼンカイザー/五色田介人役で出演する駒木根葵汰(21)、『キラメイジャー』にキラメイレッド/熱田充瑠役で出演する小宮璃央(18)、『リュウソウジャー』にリュウソウレッド/コウ役で出演する一ノ瀬颯(23)と、誠にとって3人の後輩がそろった。
 45作続いたシリーズに誠は「この番組をやったのは、ほぼ半世紀前。それを思うと、なんとも言えない感無量。僕はスタジオで、みなさんとは一緒にはならなかったけど時間を感じましたね」としみじみ。「今回、1人なんだよね。4人がロボットで。最高だよ(笑)。僕は正直言って、台本をもらうまで4人がロボットだと知らなかった。そういうことか、と。製作者もいろいろ考えるな。プロデューサーも大変だなと思った。よくぞ考えたと感心しました」と笑っていた。
 そして「50作目は簡単に行くんじゃないか。杖(つえ)ついてでも参加できたら。50年目で参加できたら、それはそれで面白い。そのときはよろしくお願いします」と意欲を見せていた。
 歴史あるシリーズに出演したことを振り返ると一ノ瀬は「僕の幼少期は戦隊で染まっていた。1人でも友だちと遊ぶときも戦隊のごっこ遊び。そこで楽しみながら見て、道徳や倫理観を培ってもらったような気がする。言葉にはしないけど、そういう要素が含まれている」と語る。そして「みんなに夢や希望を与えているというのを胸に持って演じてほしかった」と後輩に思いを告げる。
 小宮も「自分も子どものころからスーパー戦隊を見させていただいた。毎週の日曜日を楽しみにしていたので、みんなに届けられているのは自分の中で奇跡に近いこと。放送でリュウソウレッドからキラメイレッドにバトンタッチする映像が流れた。それを見たと同時に思いましたね」と感慨を語る。そして駒木根に向けて、小宮は「みんなが楽しめる作品が戦隊。イベントごとはできなかったですけど、そういう思いを引き継いでもらいたい。撮影で保育園の遠足をしている子から『キラメイジャーだ!』と言われるのがホントにうれしくて。これからも『ゼンカイジャー』を撮影しているとあると思う。そういうのを一つひとつを大事にしてもらいたい」とエールを送った。
 駒木根は「小宮くんは以前から知っている仲。その時はかわいいなという印象だったけど、ほぼ1年ぶりに会って中身も外見も変わった。1年で、ここまで変われるのか、と。お2人の言葉を守りつつ、僕も1年間通して、みなさんに成長したところを見せられるように。過去の戦隊の思いを背負って、これから1年間、走り抜けられたらいいな」と気を引き締め直していた。
 後輩たちの言葉に誠は「みんな熱いね」と笑顔。「3人の話を聞いていると、一つひとつバトンタッチができているのを感じる。ますます、いい番組を作ってほしい。ここから巣立っていく。違う仕事もしながら大きくなってください」と激励。3人は「ありがとうございます!」と言葉を胸に刻んでいた。
 完成報告会には、壇蜜、長田成哉、宮原華音も参加した。