和歌山県紀の川市で水難救助訓練 現場河川敷は遊泳禁止も水遊びするケース多数 2015年には高校生の死亡事故も 警察が注意呼びかける

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夏休みシーズンを前に、和歌山県紀の川市で水難救助の訓練が行われました。 
訓練が行われたのは、和歌山県紀の川市の竹房橋近くの河川敷で、男性が川で救助を求めているという想定で行われました。
訓練では、警察官が助けを求める男性をボートに乗せ、川岸に引き上げる一連の手順を確認しました。
警察によりますと、この河川敷は遊泳禁止ですが、キャンプ客などが水遊びをするケースも多いということです。
一方、川の流れが早い日もあるほか岩場も多く、突然、水深が深くなる場所もあり、2015年には高校生が死亡する水難事故も発生しているということです。
和歌山県警岩出署・岡本修治地域課長代理
「県民の皆さまには川に潜む危険を十分に認識していただき、ライフジャケットの着用、単独行動を避ける、子どもから目を離さないなど、水の事故を防ぐための対策をお願いします」