15年前の神戸・男子高校生刺殺事件 懲役18年の判決を不服として元少年側が最高裁に上告

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MBSニュース

 15年前に神戸市で男子高校生を殺害した元少年。懲役18年の判決を不服として上告です。
 1審判決によりますと元少年は、17歳だった2010年10月、神戸市北区の路上で高校2年の堤将太さん(当時16)をナイフで刺して殺害しました。
 神戸地裁は、元少年の刑事責任能力を認めて懲役18年を言い渡しましたが、弁護側が控訴。6月の2審判決で大阪高裁は「元少年が述べる幻聴や妄想は詐病の可能性が高いと結論づけた精神鑑定は信用できるとした1審の判断は正しく、量刑も重すぎて不当だとは言えない」として控訴を退けていました。
 大阪高裁によりますと元少年側は、6月30日付けで最高裁に上告したということです。