医療機関向けに無償提供開始! 音声を録音&テキスト化するスマホIP無線アプリ「Buddycom」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

バス・電車の運転手がトランシーバーを使っている光景、誰でも一度は見たことがあると思います。そんなトランシーバーのやり取りが、スマホでもっと便利になるIP無線アプリ「Buddycom(バディコム)」。音声のやり取りを記録したり、動画を配信したりと、テクノロジーで現場の働き方を変える国産アプリとなっています。
IP無線アプリBuddycomができること
トランシーバーやインカムは、業務連絡用のツールとして、航空・鉄道・物流・建築業界や、イベント・医療現場・介護施設など、幅広く活用されています。一方で、「専用機が重い」「ケーブルが邪魔になる」「配備コストが高い」などの課題もあるそうです。
Buddycomは、従来のトランシーバーやインカムに代わって、業務連絡ツールとして使用可能。準備もスマホにアプリをインストールするだけとお手軽です。すでに業務端末としてスマホを配布している企業などは、よりスムーズに導入できそう。
使い方は簡単で、アプリ画面のボタンを押すだけで、音声を発信。一斉発信数に制限はなく、数千人への同時発信も検証済み。もし聞き逃してしまっても、音声は録音とテキストで記録されるため、後から確認できる仕様です。
スマホならではな機能が、ライブキャスト。音声では伝えづらい連絡も、目の前の状況を動画で共有して伝えられます。
同時翻訳機能も備え、話した内容を同時に最大14カ国語へ音声&テキストで一斉翻訳。外国人スタッフが多い現場で活躍しそうですね。
また、チームメンバーの位置をマップ表示する機能も搭載。例えば、マップで範囲を指定して、エリア内にいるメンバーとコミュニケーションをとる、といった使い方も可能にしています。
医療機関向けに無償提供へ
そんなBuddycomは、コロナウイルスと闘う医療機関や、軽症者の一時待機先となるホテルなどを支援するため、Buddycom1,000ユーザー分の無償提供を呼びかけています。提供期間はコロナウイルス対応が収束したと判断されるまで。Buddycomによると、ニーズがあれば予定数を超えた提供も検討しているとのこと。
コロナウイルス感染拡大の影響で、医療現場には大きな負担が押し寄せています。導入を検討している場合は、お問い合わせフォームから連絡してみてください。
Buddycomを導入することで、以下のようなケースに対処できると想定しています。
・ インカムのように話せる「グループ通話」で濃厚接触を回避
・ 使い方簡単、話したいときにアプリ中央のボタンを押すだけ
・ 機器の操作などを「ライブキャスト」で映像中継
・「企業間通信」で医療機関のみならず、地域全体の各機関で情報を連携
・「翻訳機能」で外国人対応
・ 市販の有線イヤホンを使用可能 など
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トランシーバーやインカムといった、既存の業務ツールをアップデートするBuddycom。テクノロジーの活用で、働き方改革が実現されていきそうです。