カーナビをAndroidスマホ化!Netflixやゲームも楽しめる「OTTOCAST-S31」

視聴回数663,399

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
朝日新聞社

bouncy / バウンシー

iPhoneを接続してカーナビのタッチパネルにその機能を読み込むCarPlayは、いまや600車種以上が対応している。しかし、CarPlay機能は自動車向けの機能に絞り込まれていて、スマートフォンなら楽しめるネット動画の再生などはできない。
「OTTOCAST-S31」は、自動車のCarPlay用USB端子につなぐだけで、いわばカーナビの画面がAndroidスマホと化してしまう、ちょっと面白いアイテム。以前にご紹介した「OTTOCAST U2-LITE」を小型化し、よりパワーアップしたバージョンといえるだろう。
自動車のカーナビ画面がAndroid端末に
縦・横7.5cmの手の平サイズの本体を、USBケーブルでクルマに接続すれば、自動的にAndroid 10が起動する。タッチパネルにAndroidのホーム画面が表示されるので、あとはスマートフォンやタブレットのように画面上で操作するだけ。
Google Playストアから自由にアプリを選んでインストールしよう。横画面表示に対応するほとんどのアプリが使える。
64GBの内蔵ストレージに加えて最大128GBのmicroSDカードが使用できるので、アプリを入れすぎて容量不足に困ることはほとんどないはず。microSDカードにPCから音楽や動画ファイルをコピーしておけば、車内で再生することもできる。
多彩な通信機能
通信機能としては、2.4GHzおよび5GHzに対応するWi-FiとBluetooth 5.0を搭載。車載Wi-Fi、モバイルWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能などを使ってインターネット接続できるほか、2G / 3G / 4GのSIMカードをOTTOCAST-S31に挿せば、単体でも通信が可能になる。
またGPSを内蔵しているので、地図アプリなどもきちんと正しい位置を示してくれる。
iPhoneやAndroidスマホと連携
おもしろいのは、OTTOCAST-S31がワイヤレスCarPlay / Android Auto端末としても機能するというところ。有線CarPlayのみ対応のクルマでも、OTTOCAST-S31を介することで、iPhoneユーザーはクルマに乗るたびにいちいちケーブルをつながずともCarPlayを利用でき、AndroidスマホユーザーはAndroid Auto機能が使えるようになる。
・ ・ ・
走行中に画面を見続けたり、操作したりはできないが、OTTOCAST-S31があればドライブがちょっと快適に、楽しくなるかも?