名建築を後世に残したい。3Dデジタルアーカイブプロジェクト「中銀カプセルタワービル」

視聴回数321,329

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
朝日新聞社

bouncy / バウンシー

どんな名建築も、老朽化が進むと解体を余儀なくされてしまう。2022年の解体が決定している中銀カプセルタワービルもその1つだ。
そこで立ち上がったのが3Dデジタルアーカイブプロジェクト。メタボリズムの名建築として名高い中銀カプセルタワービルを、3Dデータ化して後世に残そうという取り組みだ。
ありのままの姿をまるごと3Dデータ化
このプロジェクトでは、ミリ単位の正確なレーザースキャンと、ドローンも活用した詳細な測量・撮影を実施。
各データを組み合わせて、立体の複雑な形状や構造、さらに改変の軌跡や経年変化まで、実空間の情報をまるごと3Dデータ化する。
データはオープンソースとして無償で公開予定で、学術研究や創作活動等への幅広い活用が期待される。ARやVRのバーチャルコンテンツ化も可能だ。
・ ・ ・
建築そのものがなくなっても、3Dテクノロジーが「ありし日の姿」を後世に伝えていく。