「砂の城」をプロが本気で作るとこうなる

Footage courtesy of Guinness World Records TM / RightSmith

世界の一等賞 season2

誰もが驚くミラクルな偉業から、謎の情熱により達成された珍記録まで、世界の「一等賞」な人々やモノゴトをご紹介。
子どものころ、誰もが体験した海水浴や公園での砂遊び。でもプロが本気で作ったこの「砂の城」は、スケールもクオリティーも段違いです。
2019年、ドイツ・リューゲン島のビンツで開催された砂の彫刻フェスティバル。そこに現れたのは、高さ17.65mの巨大な城。
「最も高い砂の城」としてギネス世界記録に認定されたこの作品は、12人の彫刻家と8人の技術者が1日8時間、3週間半かけて制作。使用したのは11,000トンの砂、それに水だけですが、まるで彫刻作品のように美しく壮麗です。
2017年にも同じ挑戦が試みられましたが、そのときは完成3日前に作品が崩壊してしまったそう。失敗にも負けず、ようやくかなえた世界一の記録。この城の持つ力強い美しさの背景には、そんな苦労話もあったのです。
※ギネス世界記録(TM)は、ギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標です