アニメ好きの夢をかなえた群馬の巨大ロボット

Footage courtesy of Guinness World Records TM / RightSmith

世界の一等賞 season2

誰もが驚くミラクルな偉業から、謎の情熱により達成された珍記録まで、世界の「一等賞」な人々やモノゴトをご紹介。
群馬県の榊原機械株式会社。機械の開発製造を手掛けるこの企業が開発した巨大ロボットが「最大の有人搭乗型ヒューマノイドロボット」としてギネス世界記録に認定されました。
「MONONOFU」と名付けられたこのロボットは、高さ8.46m、長さ4.27m、幅4m。人が操縦するコックピットが搭載されていて、まさにアニメやマンガで見たあこがれの世界! 外国人にもウケるよう、武将風のデザインです。
2013年にも同社で「LAND WALKER」という搭乗型ロボットを手掛けた開発者の南雲さん。今回の「MONONOFU」も、当初は5~6mを想定していたものの、操縦席を作るとその高さでは狭すぎることが判明。しかし倉庫のシャッターは7mしかありません。社長に相談したところ、「高さは気にしなくていい」との回答があり、8mを超える仕上がりになったそう。操縦者はリフトを使って機体に搭乗しますが、立った姿勢でかっこよく乗り込めるよう工夫されています。
世界のアニメファンの夢をかなえた日本発のロボット。次はどんな夢を実現してくれるのか、楽しみですね。
※ギネス世界記録(TM)は、ギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標です