セカオワFukase、『キャラクター』の役イメージ「緩和」を期待 お茶目に別役をオファー

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映画批評家らが優れた人材や作品を表彰する『第31回日本映画批評家大賞』授賞式が5月30日、都内で行われ、新人男優賞をSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが受賞した。授賞式ではビデオメッセージを寄せ、映画『キャラクター』で殺人鬼役として俳優デビューとなったことで「殺人鬼役のイメージがつきすぎております…」と笑いを誘った。
 同映画は、もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまい、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら、というアイデアを軸に構想された本作。スケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾を菅田将暉、山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角をFukaseが演じた。
 今回の新人男優賞受賞にFukaseは「自分はミュージシャンとしてデビューして12年やってきたのですが、このタイミングですてきな賞を獲ることができて光栄に思っております」と感謝。
 しかし、周囲からの反響に「ただ、自分は殺人鬼役を1回やっただけなので、僕に殺人鬼役のイメージがつきすぎております…」と苦笑いしつつ、「もし、よかったらほかの役をいただけたら、(イメージが)緩和するのではないかと思っているのでよろしくお願いしします!」と俳優オファーをお願いした。