高良健吾、“斬られ役”研究した主演作の熱い思いを語る 多部未華子らキャスト陣と和装で登場

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 俳優の高良健吾、女優の多部未華子が25日、都内で行われた映画『多十郎殉愛記』(4月12日公開)完成披露記者会見に和装姿で登場した。
 同作は、「殺陣の魅力を存分に見てもらうこと」をコンセプトにした作品。中島貞夫監督が時代劇映画における殺陣の魅力の根源を改めて探り、生身の人間が見せる極限のパフォーマンスや、1本の刀に込めた「男の情念」、「殉愛」を描いた平成最後のちゃんばら時代劇。
 『木枯し紋次郎』『極道の妻たち』などで知られる中島監督の20年ぶりとなる長編映画に出演した高良は「30代最初の現場で主演。中島監督の作品に出演できて光栄です」と噛みしめるように喜び。
 高良の殺陣を見て「プロデューサーから好青年だと聞いていましたが、好青年だからといって良い役者とは違う。その中で彼から『斬られ役も研究したい』と言う。これは非常に良いことで斬るタイミングより斬られる方が難しいので、『わかっとるな、こいつ』と。そこから殺陣の演技が伸びてきたと思います」とベタ褒めした。
 この日は、木村了、永瀬正敏、寺島進も出席した。