斎藤工、『麻雀放浪記2020』公開決定の思い明かす 白石和彌監督の目に涙

視聴回数2,861,003

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(C)ORICON NewS inc.

オリコン

 俳優の斎藤工(37)が20日、都内で行われた映画『麻雀放浪記2020』(4月5日公開)の完成報告ステージイベントに出席。同映画には、麻薬取締法違反(使用)容疑で12日に逮捕された、テクノユニット・電気グルーヴのピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)が出演しており、きょう午前に当初の予定通りノーカットで公開されることが発表され、斎藤は「ホッとした気持ちでいっぱいです」と安堵の表情を見せていた。
 また、イベントに同席した白石和彌監督(44)は「きっといつか間違ってなかったと言ってもらえるようにこれから映画を作っていかなきゃ」と目をうるませながらも前を見据えていた。
 斎藤は「今朝、公開の発表があるまで不安な中で過ごしていました」と、率直な思いを明かしつつも「みなさんにお届け出来ることができて良かったです」と笑顔。それでも「ピエール瀧さんの第一報を聞いたときは真っ白になってしまった」と振り返り「東映さん、白石監督が英断をしてくださった」とあらためて感謝の気持ちを伝えていた。
 原案は昭和の麻雀ブームの礎を築いた小説家・阿佐田哲也(1929年~89年)の『麻雀放浪記』。東京オリンピックが中止になった2020年、人口が減少し労働はAI(人工知能)に取って代わられ、街には失業者と老人があふれていた。1945年の戦後からタイムスリップしてきた坊や哲(斎藤)は驚愕の世界を目の当たりにし、思わぬ状況で立ちはだかる“麻雀”で死闘を繰り広げることになる。
 イベントにはそのほか、チャラン・ポ・ランタンのもも(25)、ベッキー(35)、竹中直人(63)も登壇した。