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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 俳優の三浦春馬(29)が主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ『TWO WEEKS』(16日スタート、毎週火曜 後9:00※初回15分拡大)の制作発表会見が10日、都内で開催された。本作で三浦は、父親と逃亡犯の2役に初挑戦。会見には娘のはなを演じる稲垣来泉(くるみ)(8)も出席し、「ここまで首ったけになるとは思っていなかった」と、“親バカ”エピソードを披露した。
同ドラマは、人生に希望を持たず、毎日をただ刹那的に過ごしていた主人公・結城大地(三浦)が、かつて心の底から愛していながら、別れてしまった青柳すみれ(比嘉愛未)と再会することから始まる。すみれは、結城との間にできた娘を産み、8歳になるその子が白血病であることを告げられる。幸運にもドナーに適合した結城だが、その矢先、ある事件に巻き込まれ、逮捕されてしまう。このままでは2週間後に予定されている骨髄移植手術を行えないと考えた結城は、娘の命を救うため、逃亡者に身を投じる、タイムリミットサスペンス。
三浦は「自分が演じたことのない感情と出合う日々。戸惑うこともあるがそれを楽しみながら全力で演じています」と語り、第1話の仕上がり具合に「手応え感じている」と真剣な表情で力強く語った。逃亡犯という役柄上、「毎日、走り続けていますし、ほぼ一人で苦しい感情と向き合っている」と、芝居の相手がいない寂しさを感じているという。そんな時の心の支えが、いまは子役の来泉ちゃん。
「しびれます。すごく癒やしになっています。撮影に入る前は、ここまで首ったけになるとは思っていなかった」という三浦は、「最近、来泉ちゃんと撮った写真を待ち受けにさせてもらって、現場の合間に、ふと時間を確認するたびに会えるので、心の支えにもなり、モチベーションにつながっています。実の親御さんになんて言ったらいいのかわからないんですが、疑似体験としていい経験させてもらっています」と、顔をほころばせた。
「親バカだよね」と、三浦にツッコんでいた比嘉も「連ドラで初のお母さん役。来泉ちゃんにそばにいてほしいと思うし、撮影が終わってバイバイした後は心がキュンとなる。これは母性を通り越して、恋だな」と語るほど、来泉ちゃんの純粋さにメロメロになっていた。
「すてきな俳優になるためにどうすればいいか?」、来泉ちゃんへのアドバイスとして、同じく子役から芸能活動をしてきた三浦は「忙しい時期はあるかもしれないけど、体育祭や宿泊学習といった友達との時間も存分に楽しんでほしい。その中にリアルな感情がたくさんある。それを感じることが僕たちにとって大切なことなんじゃないかと思います」と真剣に答える場面も。ほかの登壇者も「どこでも寝れる」(芳根京子)、「いっぱい食べて寝て、健康で丈夫でいること、たくさんのことに感動することが大事」(比嘉)などと全員からアドバイスをもらった来泉ちゃんは「参考にします」と最後に締めて、大物ぶりを発揮。三浦たちも大爆笑だった。
会見にはほかに、三浦貴大、高嶋政伸、黒木瞳が出席した。