布袋寅泰、ギタリストとしての40年を辿る「ギターの幾何学模様のよう」

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アーティストの布袋寅泰(60)が1日、都内で行われたドキュメンタリー映画『Still Dreamin’―布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズム―』完成披露プレミア上映会に出席した。
本作は、これまでの貴重な未公開映像を多数フィーチャーした軌跡のみならず、布袋が2020年以降の“WITHコロナ”生活における音楽との向き合い方についても赤裸々に告白。ロックダウンされたロンドン自宅からの自撮り映像をはじめ、21年1月に行われた日本武道館での無観客配信ライブの裏側で本音を吐露する姿からは、ミュージシャンとしてだけではなく、ひとりの人間としての葛藤も描かれている。
この日にリリースされた、最新アルバム『Still Dreamin’』に収録されている主題歌「Still Dreamin’」については、コロナ禍で自身が抱えている思いを込めた。「人の心も疲れてきて、ネガティブなことばかりが連鎖してしまう中、パラリンピックに参加して果てしない夢を追いかけることの力強さ、リアリティーを強く感じました。60歳のアーティストがこんなにまっすぐすぎるくらいに『君は今も夢を追いかけているかい』って言うと、うそくさく聞こえてしまいがちだけど、今はストレートの方がいい」。
その上で、自身の歩みについて「僕のギターの幾何学模様のように、どこに行くかわからない。バンドとの出会いがあって、ソロになって長いんだけど、こっち行ったらいいんだけど、こっちに行ったり…。それが結果的にはひとつのストーリーになっていますね」と声を弾ませていた。