川上憲伸、推定年俸の裏側を暴露「選手名鑑はずっとズレてた」

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プロ野球・中日ドラゴンズなどで活躍した野球解説者の川上憲伸、フリーアナウンサーの上田まりえが8月31日、都内で男性向けエンターテイメントチャンネル・MOND TVの新番組『俺プロ!~俺たちのプロ野球~』(隔週木曜、深0:00~ 10月28日スタート 全13会)の取材会を開催した。
 川上は「なかなか地上波だと聞くことがなかったような昔の話をOBの方から。YouTubeでもキワドイ話をファンの方も聞けるようになったと思うけど、今回はキワドイというより楽しく。『そういう人柄だったんだな』と人間性のよさを見せられるように追求していきたい」と力を込めた。熱狂的な野球ファンとして知られる上田は「左投げ左打ちの上田まりえです」と自己紹介すると、川上の捕手役に立候補。川上は「まりえさんはベテランキャッチャー。僕は新人投手という感じ。そういうふうに番組で頼っていきたい」と軽快に語った。
 コーナーには「俺のプロ野球名鑑」というものも。現役時代に選手名鑑を見ていたかについて川上は「先発投手って投げない日はロッカーにいる。ロッカーには選手名鑑が20年ぐらい前のからある。まず写真を見て楽しむ」とし、よくながめていたそう。
 多くのファンが気になるのは“推定年俸”が正しいのかどうか。川上は「年俸の答え合わせをしたくなる」と現役選手ならではの楽しみ方をしていたという。自身の額については「最初がズレていた。1年目がズレると、ずっとズレる。そういう印象があった」とぶっちゃけていた。
 さらに話題は“インセンティブ”に。川上は「インセンティブの話題でペタジーニを呼びたいですよ。過去で1番スゴかったというウワサ。四球で自分で拍手して(一塁に)行っていた」と回顧。3ボール2ストライクになると、いいところに変化球が決まっても見逃されたそうで「落ち着いていた。ずっと不思議に思っていたら、巨人に入った時に同じ契約をして情報が入ってきた。四球のインセンティブが結構高かった。そういった裏話を」と冒頭の意気込みから打って変わってダークな笑顔を見せ、笑わせていた。
 番組は、毎話、元プロ野球選手をゲストに迎え、名場面や伝説と言われる逸話の知られざるエピソードや裏話などを聞くシリーズ。第1回、第2回のゲストは宮本慎也、第3回、第4回のゲストは立浪和義が登場する。