小松菜奈、言葉詰まらせ思いを吐露「孤独に襲われた」 減量乗り越え挑んだ難役

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女優の小松菜奈が1日、都内で行われた映画『ムーンライト・シャドウ』(10日公開)の完成報告会見イベントに参加した。
 小松は「この作品は去年の12月に撮影をしていまして。肌に突き刺さるような寒さの中で、この役を演じてきました。撮影をしている中で孤独な時間がありました。肺に入る空気さえ、すごく冷たかった。最初は孤独なシーンから撮って、やっとみんなと再会できた時間のうれしさは愛おしい時間だった」と回顧。この日、久しぶりに顔を合わせ「対面できる喜びを感じています」としみじみと口にした。
 さつき役演じる上で意識したことを問われると「生と死がテーマ。心が1番大事なので、そこの気持ちを持って素直に演じたいと思った。初日は“失った後”のランニングシーンから始まった。減量もあって、痩せた。自分の心が薄くなっていく感じ。さつきの気持ちが、ふっと入った時は感動的というか、寂しい気持ちになった。孤独に襲われた時間もありました」と述懐する。
 本作は、1989年(昭和64年/平成元年)に刊行され、社会現象ともいえる大ヒットとなった吉本ばななの「キッチン」(新潮社)に収録されている短編小説が原作。ある日突然、愛する人を亡くした主人公のさつきが、死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象〈月影現象〉を通して、哀しみをどう乗り越えるのかを描いた「さよなら」と「はじまり」のラブストーリー。
 完成披露には、宮沢氷魚、佐藤緋美、中原ナナ、原作の吉本ばなな、リモートでエドモンド・ヨウ監督も参加した。