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※ 視聴回数は1日1回更新されます。北九州市は16日、複合公共施設の建設予定地で見つかった旧門司駅関連遺構の、展示方法などを検討する懇話会を開きました。
午前10時半から小倉北区の北九州市立男女共同参画センターで開かれた「旧門司駅関連遺構等の展示方策等検討懇話会」には、地元の郷土会や大学教授など9人が参加し、遺構の出土品の展示方法などについて話し合いました。
旧門司駅関連遺構めぐっては、遺構の保存を求める声が相次ぎ、市は一部を現地保存するほか、一部を切り出して新設する施設の床下で展示するなどの方針を示していました。
市の方針を受けて、16日の懇話会では、遺構の全体像を彷彿とさせるようなデジタル技術を使った展示の要望や、展示スペースの増築を求める意見などが出ました。
また「現地保存が何よりも望ましい」という意見もあり、市は9月までの計3回の懇話会を経て、展示方法を決定したいとしています。