JR九州 株主総会 高速船問題を陳謝

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JR九州は20日午前、定時株主総会を福岡市で開きました。
古宮洋二社長は冒頭、JR九州高速船の、博多と韓国釜山を結んでいたクイーンビートルの浸水隠し問題について、「株主の皆様には、ご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と、陳謝しました。
古宮社長は、クイーンビートルが浸水を隠して運航を続けていた問題を受けて、グループ全体の安全管理など、ガバナンス体制を強化していることを述べました。
総会会場には株主およそ250人が出席し、質疑応答で株主の一人は、「そもそも玄界灘を渡れる船を造れる造船会社だったのか、損害賠償はできないのか」と質問しました。
これに対してJR九州は「保証期間を過ぎていて(損害賠償は)できない。売却に向けて進めている。誠に申し訳ない」と説明しました。