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※ 視聴回数は1日1回更新されます。パリ五輪スポーツクライミング競技に筑波大学の20歳森秋彩(もり・あい)選手が出場する。森秋彩選手はオリンピック初出場ながら、スポーツクライミング競技の日本のメダル有力候補と目されています。
実は、森選手の初めての五輪は東京になるはずでした。2019年10月、国際スポーツクライミング連盟が出場基準の解釈を変更。変更前の基準にのっとって選考を進めていた日本山岳・スポーツクライミング連盟の主張は、国際機関であるスポーツ仲裁裁判所(CAS)で棄却され、森選手は五輪の舞台を踏む資格を失ったのです。
高校生だった森選手は落ち込む気持ちを普通の高校生活を過ごすことで忘れようとしていました。しかし、コーチの支えによってもう一度五輪の舞台へ挑戦することができました。
筑波大学の壮行会で森選手は、「自分は誰よりもクライミングが好き。『クライミング愛』を感じてもらえるような登りをしたい」「金メダルは取れると嬉しいですけど、、結果はどうあれ、一生通してクライミングを楽しむ。年を取っておばあちゃんになっても、クライミングしながら死んでいきたい。クライミングとともに生きていたい」