視聴回数450,459回
※ 視聴回数は1日1回更新されます。2025年1月の星空情報です。
新しい年の始まりを告げる初日の出。各地の日の出の時刻は、国立天文台のウェブページをご参照ください。
4日の未明には、三大流星群の一つにも数えられる「しぶんぎ座流星群」の活動が見られます。今年は、月明かりがない好条件での観察が期待できます。
深夜、空の高いところに赤く明るい星が目立っています。地球の隣の惑星、火星です。12日、火星と地球は2年2か月ぶりの接近を迎えます。16日には衝となり、最も明るく見える時期です。地球と火星は公転速度に差があるため、衝の前後は火星が星座の中を逆行して見えます。
夕方の南西の空では、圧倒的に明るい金星と、それよりもやや暗い土星が、1月を通してすれ違うように動いていきます。18日から19日にかけては最も近づき、双眼鏡では同じ視野に捉えられます。
このような惑星たちの複雑な運動を見て、人類は古代から宇宙の仕組みを考えてきました。2025年も、星空を通して天文学を楽しみましょう。
〇1月の月の暦
7日:上弦 14日:満月 22日:下弦 29日:新月