井上拓真、兄・井上尚弥が返上のWBAバンタム級王座決定戦

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今月9日にボクシングのB級ライセンスを取得した那須川天心(24)が13日、都内で行われた『Prime Video Presents Live Boxing』の記者会見に出席し、4月8日に有明アリーナで与那覇勇気(32)とのデビュー戦が行われ、この試合がPrime Videoで独占ライブ配信されることが発表された。
“ボクシングの聖地”後楽園ホールで行われた、たったひとりの受験に100人の報道陣が詰めかける異例づくしのプロテストで、見事に合格したばかりの天心。待望のデビュー戦は早くも2ヶ月後、日本バンタム級4位(17戦12勝[8KO]4敗1分)の与那覇とスーパーバンダム級(55・34キロ)で対戦する。
対する与那覇は10年のプロキャリアのある攻撃型の選手。思い切りよく振り抜く右ストレートや左フック、右アッパーは破壊力がある。この試合に勝てば一気に日本ランキング入りの可能性のある天心だが、簡単には勝てないリスクのあるデビュー戦となった。
同大会では天心戦のほか、WBC・WBA王者の寺地拳四朗対WBO王者のジョナサン・ゴンザレスによる世界ライトフライ級王座統一戦、”バンタム級世界4団体王座統一”を成し遂げた井上尚弥の弟の井上拓真対リボリオ・ソリスのWBA世界バンタム級王座決定戦、キコ・マルチネス対阿部麗也のIBF世界フェザー級挑戦者決定戦なども行われる。
天心は5歳から極真空手を始め、キックボクシング史上最高の天才、神童と称されてきた。2014年に衝撃のプロデビューを果たし、史上最年少16歳でRISEバンタム級王者となるなど、MMAやMIX含め戦績は47戦47勝(32KO)。2021年の大みそかで『RIZIN』を卒業し、22年6月には『THE MATCH 2022』で武尊との世紀の一戦を制し、キックボクシングを引退した。