田中みな実、フジテレビ伊藤アナと局アナトーク「同じ業界の後輩が…よく泣けますね」

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フリーアナウンサーで俳優の田中みな実(36)が9日、都内で行われた映画『イチケイのカラス』スペシャルトークショーに出席。俳優業について「どこまでも行きたい」と語った。
俳優業について「2019年にフジテレビの連ドラにお声がけいただいて、そこから続いていますが、手ごたえが全然なかった」と振り返る。「バラエティーだと『ここ使われるな』ってわかるんですけど、(演技だと)みんなこれで納得してるのかな、これは本当の『OK』じゃないなっていうのが積み重なり、どうしても不完全燃焼を感じる」と率直な思いを吐露した。
「アナウンサーの先輩って社員を育てるという意味もあって、いろいろ教えてくれた。(俳優は)個人商店なのでみんな手の内は明かさない」と嘆きつつも「作り手の方に妥協されるのが嫌。私、失望されたくないんです。求められたことにちゃんと答えたい」とストイックな姿勢を見せた。
現状については「ここ1年ぐらいでちゃんと(俳優業を)やりたいなって。だんだんと(制作陣の意図が)くみ取れるようになってきて、そこに応えるだけの引き出しを増やしていかないと」と冷静に分析。「どんどん、どこまでも行きたいと思います」と力を込めた。
「甘やかさないでください、どんどんNG出してください」という田中に田中亮監督は、法廷でのシーンや泣きの演技を例に挙げ「役に向き合う集中力が誰よりも高くて、そこが1番俳優としての魅力。伸ばしていってほしい」と期待する。MCの伊藤利尋アナウンサーは「同じ業界の同じ仕事をしていた後輩ですよ、良く泣けますね。ストイックさは局アナ時代から変わっていない」と感心していた。
同作は、自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(竹野内豊)とエリート裁判官・坂間千鶴(黒木華)が“裁判官バディ”を演じたフジテレビ系月9ドラマの劇場版。みちおが、東京地方裁判所第3支部第1刑事部、通称“イチケイ”を去ってから2年後を描く。田中は島谷加奈子役を演じた。