井上尚弥、2022年後半にスーパーバンタム転級を示唆 「いつかは上げる予定でいた」

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ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥が26日、都内で行われたWOWOWライブ『エキサイトマッチ~世界プロボクシング 2021年総集編』(27日放送 後10:00)収録後の取材に応じた。
 同番組は、今年行われた世界のボクシングを豪華解説&実況陣と共にランキング形式で振り返る。井上も番組内で自身の試合や2021年の活躍を総括し、取材でも「とりあえず、世界戦を2試合できたことはよかった。内容的にも結果、満足しています」と話した。
 また、2022年の抱負として「4団体統一したい」と語った井上は「うまくいけば、春、夏、12月くらいに3試合したい。12月くらいにスーパーバンタム級に転向することができたら、きれい。階級を上げるのは大変なことなので、しっかりと体を作ってから上げたい」と言葉に力を込めた。
 4団体統一で注目されるのは、ライバルの一人であるジョンリール・カシメロ(WBO世界同級王者)の存在だ。先日のタイトルマッチの前日計量を欠席し、中止するなど物議を醸しているカシメロに対して、報道陣からもコメントを求められるも「カシメロはもういいんじゃないですか? 話すことは何もないです」とうんざり気味な表情を浮かべる。
 さらに「もうカシメロ自体に興味はないです」とした上で「ただ4団体を統一するのに必要なベルトがWBOなので」と答えた井上。最後には「試合をさせずに干せばいいんですよ。それが一番カシメロ自身が嫌なこと」と苦言を呈していた。