佐藤二朗、サンタクロースを信じない息子を説得!? 「業務委託の可能性も…」

視聴回数981,937

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(C)ORICON NewS inc.

オリコン

俳優の佐藤二朗(52)が23日、都内で開催された映画『さがす』(2022年1月21日公開)の完成披露試写会に登壇。共演した伊東蒼(16)、清水尋也(22)、森田望智(25)がそろって連続テレビ小説『おかえりモネ』に出演していたことを引き合いに出し、「僕だけが出ていない。いつ呼ばれるか、ずっと待っているんだけど」とネタにして、キャスティングした片山慎三監督(40)の感性を称えた。
 「指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」と言って、煙のように姿を消した父・原田智役を佐藤、智を探す中学生の娘・楓役を伊東、智になりすましていた連続殺人犯役を清水、自殺志願者・ムクドリ役を森田が演じる。
 『おかえりモネ』に出演した3人を「素晴らしい才能」と認める佐藤だが、中でも伊東は「感性と技術を持った怪物。同業者として、この年代でエラいのがいるもんだって思いました」と絶賛した。
 片山監督も「オーデションをやる予定で、大阪出身の女優さんとして紹介してもらった1人目が伊東さんで、演技を見て衝撃を受けました。普段は優柔不断なんですが、その場で即決でした」と話した。
 自主制作映画『岬の兄妹』が国内外から高い評価を受け、本作で商業映画デビューを飾る片山監督は、ディズニープラス「スター」で配信予定の『ガンニバル』の監督抜てきも発表され、次世代を担う監督として注目されている。佐藤は、19年前に出演したドラマ『アイノウタ』(BS-i※現・BS-TBS)の現場でスタッフの一人として知り合った当時の片山青年は「右も左もわからない、人というよりサルだった」と例え、その青年が監督となり、主演でオファーしてくれたことに感慨もひとしお。「19年前サルだった男が、『岬の兄妹』という映画を自腹で撮って、商業デビューできてこの場にいるのはいい話。こういうことがもっと日本映画界に起これば良いのに。いいきっかけになると思う」とアピールしていた。